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ヴァラシスケー・メジルジーチー - ロジノフ・ポド・ラドホシチェム線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
チェコ国鉄
路線番号281
路線総延長13 km
軌間1,435 mm
最大勾配 12 パーミル
最高速度60 km/h

ヴァラシスケー・メジルジーチー~ロジノフ・ポド・ラドホシチェム線チェコ語: Železniční trať Valašské Meziříčí – Rožnov pod Radhoštěm)は、チェコ国鉄の鉄道線の名称である。路線番号は281

1892年、皇帝フェルディナント北部鉄道によって開業した。

運行形態[編集]

普通[編集]

  • コイェチーン - ヴァラシスケー・メジルジーチー - ロジノフ
    1 - 2時間に1本程度の運行。うち、2時間に1本程度が303号線のコイェチーンまたはクロムニェルジーシまで乗り入れる。2024年6月9日より増発され、1時間に1本の運行となる予定。
    2019年以前は全列車フラホヴェツの他、ストリジーテジにも停車していた。
  • フセチーン - ヴァラシスケー・メジルジーチー - ロジノフ ※アリヴァ列車による運行
    一日あたり、平日2往復、休日1往復が運行する。全て280号線のフセチーン方面に乗り入れる。
    2021年末に運行を開始した。当初は平日のみ、一日3往復の運行で、2往復がフセチーン方面に直通していた。ロジノフ方面は全て各駅停車だが、フセチーン方面は朝の1本を除きフラホヴェツとクルホヴァーを通過していた。2024年度より、一日あたり平日2往復、休日1往復となり、全てフセチーン発着、各駅停車となった。

臨時列車[編集]

  • ロジノフの蒸気機関車(普通)
    蒸気機関車。年4日、一日2往復の運行。途中、ザショヴァー、ズブルジーに停車する。
    2017年は、年3日の運行であった。また年1日、1往復に限り、280号線に乗り入れ、オロモウツまで直通していた。

過去の運行種別[編集]

  • 快速「スピェシニー(Sp)」
    「ルサヴァ」号が、ロジノフ→ヴァラシスケー・メジルジーチー→コイェチーン間に、平日のみ片道1本運行していた。各駅に停車していた。メジルジーチー以西は303号線に直通していた。2024年度より普通列車に置き換えられ、休止。

駅一覧[編集]

以下では、チェコ国鉄281号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。

  • 種別
    • Os:普通
  • 停車駅
    • 印:全列車停車
    • 印:大部分停車、一部通過
    • |印:全列車通過
路線名 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ Os 接続路線 所在地
281 ヴァラシスケー・メジルジーチー駅 - 0.0

280号線(プーホウ方面、プラハ方面)
303号線(コイェチーン方面)、323号線(フリードラント方面)

ズリーン州 フセチーン郡
クルホヴァー駅 2.1 2.1  
フラホヴェツ駅 1.2 3.3  
ザショヴァー駅 2.9 6.2  
  ストルジーテジ・ナド・ベチヴォウ駅(休止中 *1)   (7.9)  
ズブルジー駅 3.9 10.1  
ロジノフ・ポド・ラドホシチェム駅 3.0 13.1  

(*1) 2019年末に休止。