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バラタ (ラーマーヤナ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ラーマの追放に際して履物を求めるバラタ

バラタBharata、भरत)は、インド叙事詩ラーマーヤナ』の登場人物。ダシャラタ王とカイケーイー妃の子。異母兄弟のシャトルグナに慕われる。サンカーシュヤの王クシャドヴァジャの娘マーンタヴィーと結婚する。ラーマが追放されたことを知ったバラタは、父ダシャラタの国葬後にラーマを追い、王国に戻るよう説得した。しかしラーマの意志が固かったので、ラーマの履物(パドゥカ)を譲り受け、それを王座に置いて、自らはラーマの臣下として国政をとった。