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ドカ食いダイスキ! もちづきさん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ドカ食いダイスキ! もちづきさん
ジャンル グルメ漫画
漫画:ドカ食いダイスキ! もちづきさん
作者 まるよのかもめ
出版社 白泉社
掲載誌 ヤングアニマルZERO
発表号 2024年6月1日増刊号 -
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ドカ食いダイスキ! もちづきさん』(ドカぐいダイスキ! もちづきさん)は、まるよのかもめによる日本漫画。『ヤングアニマルZERO』(白泉社)にて、2024年6月1日増刊号(5月9日発売)から連載中。初回連載では2話分が掲載された[1]。当初は隔月連載の予定だったが、反響を受けて5月17日に月一回の連載へと変更する方針が立てられた[2]

本作は、たくさん食べる(ドカ食い)ことで血糖値を急上昇させるストレス解消法を実践する女性会社員・望月美琴の日常生活を描いている。作中において、彼女にとっての「ドカ食い」とは単なる食事というよりは快楽を得るための手段として描かれており、「血液が塩水になりそうなほど」濃い味付けが好きという設定がある。一方、作中では血糖値の急上昇による酩酊状態を「至る」と表現されており、彼女にとって恥ずべきものとして描かれている[1]

たとえば、第1話では深夜前まで残業を続けている望月が空腹に耐えかね、通常の2倍サイズのカップ焼きそば2つを平らげた後に「至り」、血糖値スパイクにより給湯室で倒れていたところを同僚に目撃される場面が描かれている[3]

反響[編集]

第1話が配信された直後、SNS上で大きな反響を呼んだ[2][3][4]。温厚な主人公が食欲と葛藤したりその欲望にのめりこむ面白おかしさを楽しむ声があった[2]一方、主人公の健康を心配する声も多数寄せられた[3]ほか、2ちゃんねるにおける「ドカ食い気絶部」を想起する者もいた[5]

他方、「至る」行為がコメディとして描かれることに懸念する者もいた[2]

脚注[編集]

  1. ^ a b 血液が塩水になりそう!血糖値爆アゲの快楽に浸る「ドカ食いダイスキ! もちづきさん」(試し読みあり)”. コミックナタリー. Natasha (2024年5月9日). 2024年5月18日閲覧。
  2. ^ a b c d りつこ (2024年5月17日). “話題のグルメ漫画『ドカ食いダイスキ!もちづきさん』が反響を受けて隔月から「月イチ連載」に。ハイカロリーな食べ物を大量に食す“ドカ食い”が趣味の主人公・望月美琴の食欲にまみれた日常をコミカルに描く”. 電ファミニコゲーマー. マレ. 2024年5月18日閲覧。
  3. ^ a b c 「人が死ぬタイプのグルメ漫画」 血糖値スパイクで気絶する21歳女子を描くヤングアニマル新連載に笑いと恐怖の声”. ねとらぼ (2024年5月9日). 2024年5月18日閲覧。
  4. ^ 「これは反面教師」“一番キケンなグルメマンガ”『ドカ食いダイスキ!もちづきさん』凄い高カロリーを検証」『リアルサウンド ブック』2024年5月19日。2024年6月9日閲覧
  5. ^ 「ヤングアニマルZERO」の新連載「ドカ食いダイスキ! もちづきさん」がヤバいと話題に 衝撃の内容でTwitter(X)のトレンド席巻!”. ガジェット通信 GetNews (2024年5月9日). 2024年5月18日閲覧。

外部リンク[編集]