アメイロケアリ
アメイロケアリ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Lasius umbratus (Nylander, 1846) [1] | |||||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
アメイロケアリ |
アメイロケアリ(Lasius umbratus)とは、ハチ目・アリ科・ケアリ属に属する昆虫である。
アメイロアリと和名が似ているが、別属であり全くの別種。
形態[編集]
働きアリの体長:4-4.5mm 女王アリの体長:7-8mm
- 働きアリは黄色をしており、形態は他のケアリ属と変わらない。
一方女王の体色は黒く、一時的社会寄生を行うためにクロクサアリのようにツヤがあり、凹凸のない体型をしている。
生態[編集]
女王アリはトビイロケアリ、ハヤシケアリに一時的社会寄生をすることがわかっている。 7~8月に結婚飛行を終えた新女王はトビイロケアリなどの巣に侵入し、働きアリを1匹殺し匂いをつける。 そのまま殺した働きアリを銜えて、巣の奥に進んでいき相手の女王を殺してしまう。 自然界ではこの時点でほとんどの新女王が寄生に失敗し、殺される。
同じ一時的社会寄生をする種類としてトゲアリ・ヒラアシクサアリなどがいるが、寄生方法はやや異なる。 また、本種はクロクサアリに一時的社会寄生されることが知られる。
平地でも見られるが働きアリはあまり地表に出ないため、見かけることは少ない。
分布[編集]
脚注[編集]
- ^ "Lasius umbratus" (英語). Integrated Taxonomic Information System. 2012年6月3日閲覧。