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whodunit-GLAY × JAY(ENHYPEN)-/シェア

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whodunit-GLAY × JAY(ENHYPEN)-/シェア
GLAYシングル
A面 whodunit-GLAY × JAY(ENHYPEN)-
シェア
B面 SOUL LOVE(QUEEN+ADAM LAMBERT『THE RHAPSODY TOUR』in SAPPORO DOME)
HOWEVER(QUEEN+ADAM LAMBERT『THE RHAPSODY TOUR』in SAPPORO DOME)
彼女の“Modern…”(QUEEN+ADAM LAMBERT『THE RHAPSODY TOUR』in SAPPORO DOME)
誘惑(QUEEN+ADAM LAMBERT『THE RHAPSODY TOUR』in SAPPORO DOME)
リリース
規格 CD+Blu-ray+グッズ
CD+DVD
CD Only
ジャンル ロック
レーベル ポニーキャニオン
チャート最高順位

オリコン

  • 5位[1]
  • 1位(ROCKシングル)[2]

ビルボード

  • 5位(Billboard Japan Top Singles Sales)[3]
GLAY シングル 年表
HC 2023 episode 1 -THE GHOST/限界突破-
2023年
whodunit-GLAY × JAY(ENHYPEN)-/シェア
(2024年)
ミュージックビデオ
whodunit - YouTube
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whodunit-GLAY × JAY(ENHYPEN)-/シェア」(フーダニット - グレイ・ジェイ(エンハイプン) - ・シェア)は、GLAYの通算62作目のシングル。2024年5月29日ポニーキャニオンから発売[4][5][6]

概要[編集]

GLAYのデビュー30周年を記念するシングルとしてリリース。

前作同様、両A面シングルであり、公式では「「whodunit」はハードなロックチューン、「シェア」は優しさに包まれたミドルナンバー」とのこと[4][5][6]

CD+Blu-ray+グッズの「GLAY EXPO limited edition」、CD+DVD盤、CD Only盤の3タイプで展開。「GLAY EXPO limited edition」には、尾田栄一郎が手がけたロゴをあしらったナップサックや、2024年2月10日に行われた、GLAYがスペシャルゲストとして登場した『QUEENADAM LAMBERT『THE RHAPSODY TOUR』in SAPPORO DOME』の模様[7]を織り交ぜたドキュメンタリー映像を収録したBlu-rayも付属。またCDには同公演より4曲のライブテイクを収録[4][5][6]

4月24日、「whodunit」がENHYPENJAYとのコラボ楽曲であることを発表。それに伴い、本作のタイトルも『whodunit-GLAY × JAY(ENHYPEN)-/シェア』となった[8][9][10]

記録[編集]

オリコン週間シングルチャート(6月10日付)では、初週で18,259枚を売り上げ、5位となった[11]

また、これにより29年連続のシングルTOP10入りとなり、KinKi Kidsと並び歴代1位タイだった「オリコン週間シングルランキングTOP10入り連続年数」記録を歴代単独1位とした[12]

収録内容[編集]

CD[編集]

  1. whodunit-GLAY × JAY(ENHYPEN)-
    TAKUROがJAYにオファーをした。本曲のボーカルレコーディングはTERUとTAKUROが韓国に行き、JAYと共に実施。また、TAKUROの希望で、JAYの歌唱パートはJAY自身が作詞を担当した[8][9][10]
    コラボ相手にJAYを選んだのは、TAKURO曰く「今までGLAYは、EXILE氷室京介さんといった方々とコラボをして、その都度楽しんできたけれど、50代に入り、キャリア30年のバンドとして「また素晴らしいシンガーを迎えて1曲つくりたいな」と。5、6年はずっと探していたけれど、自分の中で、しっくりくる相手がなかなか見つからなかった」、その上で「いろいろな人に相談をしていた中、「ENHYPENのJAYという素晴らしいアーティストがいるよ」と聞いて。調べていくうちに、彼が本当にロック好きで、ステージでギターをよく弾くことも知り、ダンス・パフォーマンスを主としたK-POPの枠を超えて多彩な魅力を持っている人だな、というのが第一印象でした。彼がもし興味があれば「一緒にできないかな?」と。もちろん彼らは世界的なスーパースターなので、OKをもらえるとは思っていなかったけれども、半年ぐらい考えても「やっぱり彼だな。JAYと出来たらいいな」という想いが消えなくて。オファーと共にメッセージ送ったら快諾していただけたので、元々あった「whodunit」という曲の構想を元に、JAYとのコラボレーション用につくり直したデモを送ったのが始まり」とのこと[13][注 1]
    MVは韓国で撮影され、TAKUROが願った「ヴォーカリストとしてのTERUとJAYのぶつかり合い」や、『ONE PIECE』原作者の尾田栄一郎氏が手がけた30周年キービジュアルにインスピレーションを受けたCGシーンなどが盛り込まれた内容となっている[15][16]
  2. シェア
    TAKUROによると、この曲はコロナ禍前のホールツアーの会場で、リハーサルが終わってから村山☆潤永井利光とで、色々とアレンジを試してみたがコロナ禍で一旦ボツとなったという。それから玉井詩織に楽曲提供した「We Stand Alone」という曲がキッカケで、復活したとのこと[13]
    また、TERU曰く「イメージとしては菊池桃子さんとか80年代アイドルのキュートな感じ。そのイメージを浮かべながら歌った」とのことで、TAKUROも1980年代の歌謡ポップのイメージでこの曲を作ったらしい、とのこと。
    歌詞については、TERUは「日常会話で出てくる言葉を使って、難しいことを言わずに「好き / 嫌い」みたいな感情を書きたいんだよねと言われて。自分が気にかけている震災や戦争に対する思いをちりばめつつも、純粋に音楽を楽しむうえでは難しくなりすぎないように、あくまでもポップソングを作ることを意識したみたいです。」と語っていた[17]。TAKUROも「北海道のIT企業である株式会社HBAから創業60周年CMソングとしてオファーをいただき、そこから詞は書き始めていきましたね。テーマとして北海道だったり、共存共栄だったり、という言葉が並んでいたので、「この曲が合うな」と思ったので。おっしゃる通り「whodunit」とは真逆だし、オシャレでクールではあるけれど、俺らの中では今まで以上にブッ飛んでいて。「このカードを切ったか」という曲になった」と語った[13]
  3. SOUL LOVE(QUEEN+ADAM LAMBERT『THE RHAPSODY TOUR』in SAPPORO DOME)
  4. HOWEVER(QUEEN+ADAM LAMBERT『THE RHAPSODY TOUR』in SAPPORO DOME)
  5. 彼女の“Modern…”(QUEEN+ADAM LAMBERT『THE RHAPSODY TOUR』in SAPPORO DOME)
  6. 誘惑(QUEEN+ADAM LAMBERT『THE RHAPSODY TOUR』in SAPPORO DOME)

Blu-ray/DVD[編集]

  • Road to「GLAY 30th Anniversary GLAY EXPO 2024-2025」
    GLAY EXPOとは何なのか。メンバー撮り下ろしインタビューを交えたドキュメンタリー映像。
    QUEEN+ADAM LAMBERT『THE RHAPSODY TOUR』in SAPPORO DOMEや、新曲レコーディングの模様も一部収録。

グッズ(GLAY EXPO limited editionのみ)[編集]

  • GLAY EXPOナップサック

出典[編集]

脚注[編集]

  1. ^ whodunit/シェア”. オリコン. 2024年4月15日閲覧。
  2. ^ 【魚拓】オリコン週間 ROCKシングルランキング 2024年05月27日〜2024年06月02日 - オリコン、2024年6月5日。(ウェブ魚拓のキャッシュ)
  3. ^ 【魚拓】Billboard Japan Top Singles Sales | Charts - Billboard Japan、2024年6月5日。(ウェブ魚拓のキャッシュ)
  4. ^ a b c “デビュー30周年記念となるダブルA面シングルの発売が決定!”. GLAY 公式サイト. (2024年4月4日). https://www.glay.co.jp/news/detail/8350 2024年4月15日閲覧。 
  5. ^ a b c “GLAY、デビュー30周年記念となるダブルA面シングルをリリース!”. ポニーキャニオン. (2024年4月4日). https://news.ponycanyon.co.jp/2024/04/96797 2024年4月15日閲覧。 
  6. ^ a b c “ハードなGLAY、優しいGLAY、どちらも味わえる30周年記念シングル”. 音楽ナタリー. (2024年4月4日). https://natalie.mu/music/news/567953 2024年4月15日閲覧。 
  7. ^ “GLAYが有言実行のヒット曲満載ライブでQueenにリスペクト表明 初対面も果たす”. 音楽ナタリー. (2024年2月11日). https://natalie.mu/music/news/560743 2024年4月15日閲覧。 
  8. ^ a b “62nd シングル収録「whodunit」でENHYPENのJAYさんとコラボレーション”. GLAY 公式サイト. (2024年4月24日). https://www.glay.co.jp/news/detail/8478 2024年4月24日閲覧。 
  9. ^ a b “GLAY、62ndシングルでENHYPEN・JAYとのコラボレーションを発表!TAKURO、JAYコメント到着!”. ポニーキャニオン. (2024年4月24日). https://news.ponycanyon.co.jp/2024/04/97617 2024年4月24日閲覧。 
  10. ^ a b “GLAYとENHYPEN・JAYがコラボ 最高のロックチューン誕生にTAKURO太鼓判”. 音楽ナタリー. (2024年4月24日). https://natalie.mu/music/news/570824 2024年4月24日閲覧。 
  11. ^ 【魚拓】オリコン週間 シングルランキング 2024年05月27日〜2024年06月02日 - オリコン、2024年6月5日。(ウェブ魚拓のキャッシュ)
  12. ^ “JO1、初週売上50.6万枚で、デビューシングルから8作連続1位【オリコンランキング】”. ORICON MUSIC. (2024年6月4日). https://www.oricon.co.jp/news/2330018/full/ 2024年6月8日閲覧。 
  13. ^ a b c “INTERVIEW Vol.109 TAKURO インタビュー”. GLAY 公式サイト. (2024年5月14日). https://www.glay.co.jp/feature/interview_vol109 2024年6月8日閲覧。 
  14. ^ GLAY「whodunit-GLAY × JAY(ENHYPEN)- / シェア」特集|TERUインタビューで迫るJAYとの刺激に満ちた制作”. 音楽ナタリー (2024年6月1日). 2024年6月8日閲覧。
  15. ^ “「whodunit-GLAY × JAY(ENHYPEN)-」Music Video公開!”. GLAY 公式サイト. (2024年5月29日). https://www.glay.co.jp/news/detail/8531 2024年5月30日閲覧。 
  16. ^ “GLAY&ENHYPEN ジェイがコラボ!全編韓国で撮影された「whodunit」MV公開”. Kstyle. (2024年5月29日). https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2240779 2024年5月30日閲覧。 
  17. ^ GLAY「whodunit-GLAY × JAY(ENHYPEN)- / シェア」特集|TERUインタビューで迫るJAYとの刺激に満ちた制作 (3/3)”. 音楽ナタリー (2024年6月1日). 2024年6月8日閲覧。

注釈[編集]

  1. ^ ちなみにTERU曰く、コラボ候補には玉置浩二も挙がっていたらしいが、「それはさすがに勘弁してくれと。まだまだ経験を積まないと絶対に食われちゃう。憧れの方ではあるけど、僕のほうが力不足なのでこのタイミングではないだろうと。」という理由で断っている[14]

外部リンク[編集]